Haystack 最後のイベント オークション
Haystack最終日となりました。
最後の最後のビッグイベントは、オークションです。
生徒、インストラクター、アシスタントは希望すれば、
作った作品をオークションで売ることができます。
オークションには生徒を始め、学校関係者、一般の人たちが参加し、
その売り上げは、Haystackに寄付され、未来の生徒の奨学金として使われます。
木工のコースからは、インストラクターのジェイミーのスツール、
アシスタントのジョンのテーブル(これがすごい!)、
そして、僕のイスとサイドテーブルが出品されました。
夜8時、持ち込まれた作品がずらりと並び、いよいよオークションです!
割と本格的なオークションで、ものすごい緊張します。
そして何十とある作品の中、3番目にいきなり僕のイス、サイドテーブルが登場しました。
目の前で値段がつけられることに対し、正直、生きた居心地がしない。
Haystackのディレクター、スチュから
僕が日本から来た経緯、ここで作った作品の紹介があり、早速開始です。
$500からはじまり、$600、$700とぽんぽんと値段が跳ね上がります。
ちょっと間があってから、$800、$900とあがり、
ここで決まりかと思った瞬間、$1000の声が上がり、落札となりました。
会場は大盛り上がり!
僕は緊張と興奮のあまりふるえが止まりませんでした。
結局、$1000は今回のオークションでの最高落札額となり、
終わった後は、とにかくいろんな人にまた「すごい!すごい!」と。
買ったくれた夫婦の奥様は、Haystackの創始者の姪であり、
僕がここに来れることになった基金の創始者の姪でもある方でした。
とても素敵なご夫妻で、こんな方に使ってもらえることに感謝です。
自分のデザインで自分で作ったものが、
お金を払われて友人以外のお客様のもとへ行く初めて経験でした。
ということで、
無事、オークションも終わり、明日はHaystackを去ることになります。
いろんな人と出会い、いろんな人に支えられていることを知り、
いろんな人から笑顔と刺激をもらい、非常にいい経験をすることができました。
ありがとう。
- 2011.08.11 Thursday
- アメリカ 木工の旅
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