枘穴



2日目に入って、それぞれ自分の作品を作りだしました。
どうやらテーブルを作る人が多いみたいです。

初日に手押し鉋や自動鉋、テーブルソーなどの説明を受けましたが、
みんな枘(ほぞ)組みをするだろうということで、今日は枘穴をあける機械の説明です。
これがまた、え?!って感じの機械なんですが。

まず日本の角ノミ(日本のほぞあなをあける機械)とは違って、
ルーターが横に固定されていて、
材料を固定したテーブルを右手で少しずつルーターの刃のほうに押しながら、
左手でテーブルを左右に動かして掘っていきます。
もちろんルータービットなので、穴は楕円になるんですね。
材料は上からクランプで抑えるだけなので、
刃に押し当てる時動くんじゃないのか、と非常に不安です。

また、以前からわかっていたことですが、アメリカの枘組みは材の両方に枘穴をあけます。
そして、そこに合うピースを作り、合わせて接着という感じ。
同じセッティングで両方に穴を掘るので、目違いが出にくいし、
このほうが初心者でも作りやすいのかなぁと思います。
もちろん、日本のように片方メス、もう片方オスという枘にするやり方もありますが。
また、アメリカの枘組みは非常にゆるいです。
日本のように締り代をとったほぞを枘穴にたたきこむということはないようです。
スポッと入ればOKみたいな。
日本で木工を習った身からすると、とても不安なのですが。

日本とアメリカの大きな違いはというと、
日本は、伝統の技、匠の技、特殊な専門技術というように
どうも木工は一般人からするととっつきにくい世界という感じを保っているのに対し、
アメリカは、いかに一般の人でも楽に、簡単に高度なテクニックができるようになるか、
というところに主眼を置いているような気がします。
アメリカでDIYがかなり発展しているのもそういう姿勢の違いだと思います。

話が長くなりそうなので、詳しくは後日書くとして、
今日はこの辺で。

鉋台が反る



こっちの気候は、昼間は23〜25℃くらい。夜は15℃前後。
日本で言う春のような気候です。
しかし、キャンパスは海に面していて、ものすごく霧が濃くなったり、
夜は雷や雹がどかんどかんと降ってきたり、なかなか荒れております。

日本から持ってきた鉋をケースから取り出してみると、
台がぐいっと反っていました。
かなり動くよ、とは聞いていたので、
そのつもりで台直しなどメンテ道具を持ってきているんですが、
まさか台直しまで反っているとは(笑)
そこまでは考えが及びませんでした。

とりあえず、できることはやって修正してみました。

この国の人から見ると日本の手工具はかなり興味深いようで、
生徒の一人のおじいちゃんは「ゴージャス!ゴージャス!」と喜んでいます。
インストラクターも欲しいらしく、日本に行った時探したんだけど、みつからなかった、
と悲しんでおりました。
鉋って普通に売ってないもんね。。。

とにかく、みんな興味があるようなので、
期待にこたえられるよう、しっかり修正して、使いたいと思います。
彼らからしてみれば、僕が日本の代表みたいなもんですからね。
(そう考えると荷が重い。。汗)

初日〜ご自由に〜



さて、Haystackの初日です。8月も初日です。
まず最初に工房からイスをもって外に出て、青空の下でグループディスカッションです。
ディスカッションというより、トークといったほうがいいかな。
これまでの木工の経験やら、モノをつくるときのプロセスについて自分の傾向など、
みんなで共有しました。
どうやら、モノが完成するまでのプロセスを重要と捉え、
そこに注視していくような感じです。

1時間ほどそれをしてから、ランチまではこの2週間で何をつくりたいかというのを
それぞれ考える時間となりました。
とくにお題はなく、自由にモノをつくるということなので、
自由の国の民は、自分で持ってきた枝やら切り株のようなものを工房に持ってきて、
さっそく作りだす人もいました。

午後一で機械説明があり、木工でおなじみの機械たちの説明を受けたのですが、
これは海を越えてもいっしょなんですね。基本は一緒です。
新しいことは特にありませんでした。

3時半で一日がおわりなんですが、その後も自由に工房に残ってもいいので、
引き続き、何をつくろうかなぁといろいろアイデアを出し、
結局イスを作ることにしました。
デザインを考えながら、インストラクターに相談しながら、
少しずつ形を整えていき、大体の寸法が決まってきました。

何を作るか、というところが一番悩むところで、
それが決まればあとは作るだけ。
明日は木取りに入れるかな?

がんばります。

道の果てに〜Haystack Mountain School〜



日曜日の朝、ボストンからバスを乗り継いで、メイン州のバンゴーという街まで来ました。
そこからTaxi-Vanにのり走ること1時間半。
島という島を渡り(なぜか海の上に道がある・笑)、
森の中へずんずんと走って行き、ここは公道なのか?と思わせるような山道を走り、
着いたのは海辺の斜面にコテージのような建物が点在する
Haystack Mountain Schoolでした。
ボストンから約6時間の移動です。

チェックインを済ませ、早速ディナーパーティ、レセプションなどがあり、
そして、各コースごとに工房へ分れ、イントロダクションがありました。

ここは、木工、ガラス、陶芸、テキスタイルなどなど
さまざまな工芸が学べる学校なのです。

僕が取ったコースは”Twins"という名の木工コース。
2つ同じものをつくり、そこからどんな世界が見えるのか、
1つあるときとどう変わるのか、というなんとも分かりづらいコースです。
案の定、他の生徒からも質問攻めでしたが、
結局、2つ作るというところにはこだわらないというのがインストラクターの結論でした。

ということで、月曜日から本格的に始まります。
どんなことが待ち受けているのか、たのしみですね^^

世界で一番よろしくて

ハーバード大学

今日はハーバード大学とMITに行ってきました。

地下鉄の駅から降り立つと、そこはもう学生街っといった感じで、
オレゴンやイリノイを思い出します。
ただ、キャンパス周辺のオシャレ度、にぎやかさは断然こちらのほうが上ですね。

ハーバードはとても歴史の重みが感じられるアカデミックな雰囲気のキャンパスです。
建物は様々な様式のものがあり、
キャンパスに植えられている木も樹齢何百年なんだろう?と思うような巨木ばかり。
創設当初からそこにあったんだろうなぁってついつい思いが馳せてしまいます。

それとは対照的に、MITはさすが世界最先端の工科大学というだけあって、
モダンな建物ばかりでした。
MITミュージアムでは、現在MITが取り組んでいるプロジェクトの一部や、
これまでのMITの研究の成果などが展示してあり、とても興味深いところでした。

とにかく、2つとも頭がよろしい場所なんですね。
ただただ尊敬してしまいます。


と、歩き回ってたわけですが、
3時、4時になってくるとすんごい疲れが出てきて、眠たくて。
これは時差ボケの一種か。ちょうど日本は朝の4時ごろだし。。。

とはいえ、せっかくのボストン楽しまなければいけないので、
友人と少し飲みにいきました。


さてさて、ボストンはここまで。
ついに明日、メイン州へ移動し、学校がはじまります。
どんな体験ができるか、楽しみですね。

コンパクト

ボストン

ボストンという街は、非常にコンパクトです。
ガイドブックにはいろんな観光スポットを紹介していますが、
ほぼすべて徒歩で移動出来てしまいます。

アメリカで一番古い街であり、アメリカの歴史を最初から見てきた街には、
たくさんの観光客が来ていて、とても街が生き生きしているように見えます。
そして僕も首からカメラをぶら下げ、一観光客として街を徘徊しているのです。

町中にふっと現れる緑の道がありました。
その名も「Green Way」。そのままです。
ボストンの交通の要、South Stationから一番のにぎわいスポットQuincy Marketまで、
たくさんの木々が植えられ、芝生の広場があり、
周りが高層ビルなのに、そこだけなんだか異空間。
芝生には、「Green Way Toys & Games」と書かれたワゴンで運ばれてきた
たくさんのおもちゃが置いてあり、子供たちは自由に遊んでいます。
それを見るお母さんたちは、オシャレなデザインの淡いグリーンのパラソルの下で
お友達と談笑をしています。

もうほっぺたが落ちそうなくらいおしゃれです。

日本の街もこれだけのことができたら、さぞかし素敵だろうに。。。

コンパクトの中にもぎゅーっと素敵なエッセンスが詰め込まれたボストンの街。
なかなか素敵なところですね。

出発と到着

ボストン ホテル

7月28日、朝5時半に家を出て、
セントレア→成田→NY JFK→ボストンと乗り継いで、
27時間後、ようやくホテルに着きました。

ボストンは夜7時、8時でもまだまだ外は明るいんですね。
それにしても、本当に疲れたーって感じです。
NYC−ボストン間なんてずっと寝てて、着陸の振動で目が覚めました。

さぁてと、とりあえず3日ほどボストンに滞在して、
日曜日に、学校があるメイン州の片田舎に移動します。

まずは、携帯ゲットしないと。不便すぎます。
それでは^^


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