クラフトフェア まつもと 2010

クラフトフェア 松本

今日、クラフトフェア まつもと に行ってきました。
日本のクラフト関連では最大級の野外フェアですが、初体験でした。

高山からは安房トンネルを越え、グネグネの峠道を走り松本へ。
初めて松本へ行ったのですが、
松本という町は、とてもアート色が強く、個性際立つ空気がありました。

さてクラフトフェアですが、朝9時半に着いたのにもかかわらず、すでにすごい人。
でも、なぜか人の割には静けさがありました。
みなさん、どことなく真剣に作品を見ているような感じでした。

青空のもと、いろんな人の作品を見て回るのは気持ちがいいですね。
木工の作家さんのところでは、作品を見させていただいて、
いろいろ勉強させてもらいました。
それぞれ同じようなものでも、こだわる所が違ったりしていて、
その違いからその作品が醸し出す空気に違い現れるんですね。

そして、木工以上にそそられたのは、普段触れることのない陶芸とガラスの世界。
正直、知識は全くないのですが、
まぁ、直感でこれはいいものだなぁ、と感じるものがたくさんありました。

昼ごろになると、さらに人が増え、歩くのもしんどくなってきました。
食べ物コーナーにはすごい長い行列。あぁ、すごい。

こういう作家さんのクラフトフェアに集まる人たちは、
やっぱりどこか感性が似ていたりするんですよね。
ファッションもナチュラル系が多く。
特に女性なんかは、みな同じような格好をしていて面白かったです。

そんなことはさておき、ひとつひとつ手で作られた作品を大事にすること。
作り手と直で交わえること。
日の光を浴び、緑を感じ、風を感じ、空気を感じながら見る個々の作品。
クラフトフェア まつもとは、とても楽しかったです。

あるべき姿とは

木工の冶具

「あるべき姿」
トヨタに勤めているときは、この言葉を聞かない、言わない日はありませんでした。
トヨタ式の問題解決法には、このあるべき姿というのをまず把握することから始まります。
常日ごろから、「あるべき姿はなんだ」と自問し、同僚や上司に聞かれ、
体に染みついた考え方の一つです。

それは木工でも同じです。
日ごろの作業の中、どう動くべきか、どう加工すべきか、
頭の中はどう「あるべきか」ということが渦巻いています。

木工では、冶具を多用します。
ある意味、この冶具が全ての作業、加工を可能にしているわけで、
やはりうまい人、先輩、スタッフ、先生はこの冶具製作がとてもうまいのです。
なにか加工をしなければいけないというとき、
どんな方法で加工するのか、どんな危険があるのか、どういう作業をすべきか、
そういったことを念頭に、冶具を作ります。

これも経験がものをいう世界なのですが、
いろんな作業を可能にする、この冶具を作れるようになることは、
今後木工をやっていくなかで必須の能力だと思います。

そんなことを思いながら、
スタッフと考えながら冶具を作るのでした。

組み立てる

組み立て

Worksのページにオリジナルの作品を載せています。
その中に”Wall x Book Shelf"という作品がありますが、写真がありません。
なぜかというと、反則的ですが、まだ出来ていなかったんです。

GW前に終わらせる予定でしたが、いろいろ立て込んで終わらせれず、
GW後3週間ほど、放置してしまい、数日前から空いた時間でちょこちょこ続きをしだして、
今日やっと組み立てまで終わりました。
実際のところ、自分の背と同じくらいある本棚ですが、
その部材を工房内に置かせてもらってることが心苦しくなってきて、
はやくやってしまわなければっ、という感じでした。

今、担当している大型家具をやって学んだことですが、
組み立てというのは、非常に難しく、その反面非常に楽しいものです。
これまで作りこんできたパーツを組み上げていくのですが、
事前準備をしっかりして、どういう順番で、どのように組み立てるかをイメージし、
シミュレーションして初めて作業に入ります。
必要な道具や冶具もしっかり準備する必要があります。
それでも、うまくいかなかったりして、お祭り騒ぎ的になってしまうのですが。
これはたぶん経験が必要なんだと思います。
どんなことが起こりうるのかというのは、何度も経験していないとわからないですし、
それに対する事前準備もできないのです。

今回の本棚も、すべてほぞ組です。
どれからどのように組んでいくのかもあらかじめイメージしていましたが、
まわりの手伝いもあって、なんとか問題なく組み立てることができました。

あとは、仕上げしてから、塗装して完了です。
来週中にはちゃんと写真をUPできるんじゃないかなと思っています。

木工旋盤

木工旋盤
工房では、日々の商品の製作実習に加え、週1で夜に講座があります。
初級は週2で座学と実技があったのですが、中級からは実技だけになりました。

5月は木工旋盤を習いました。
最初は慣れるために、角棒から円柱にし、
そこから小さなコマを作るということでしたが、
なんとなくスライムを作りました(笑) (5/18のブログにのってるやつ)

で、先週からお皿を作ったりしはじめましたが、
やっぱりそう簡単にはいきませんよね。
刃物の角度、当てかた、刃物の動かし方、一つ違うだけで汚くなったり、
下手すれば、ガッと刃先を持っていかれて、表面を深くえぐってしまったり。

これはほんとごまかしが効かないので、上達しないことには、
とてもじゃないけど見せられるものはできません。

旋盤の講習は終わりましたが、機械は自由に使っていいとのことなので、
定期的にお皿や器など、いろいろ挑戦していきたいと思います。

木を生かすこと。木を殺すこと。

木を殺す

たぶん、これから先、
どれだけ知識が増えても、
どれだけ経験を積んでも、
どれだけ腕が上がっても、
日々、失敗し、日々、学んでいくんだと思います。
自分が木と向き合っている以上、もういいやって思うまで、
それは続くのだろうと思います。

1年先輩の仕事ぶりを見ていると、
実に要領がよく、効率的に感じます。
でも、一緒に作業をしていると、
「これは、前に、こういう失敗をしたから、気をつけたほうがいい」
という言葉を何度も聞きます。
先輩自身、いろんな失敗を経験しながら、
腕を上げてきたんだなと実感できます。

木は、生かすも、殺すも腕次第。
失敗を恐れず、チャレンジあるのみです。


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